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梅のおしゃれ窓? [Life in 2008]

おしゃれだなって思うものと、それが同時に際どいものだったりする、という経験はないだろうか?

話は全然関係ないように思われるかもしれないが・・・

外国人の友人や関係者が来日すると、必ず連れて行ってほしい、と言われる、京都は銀閣寺周辺・哲学の道で、それをみつけた。

海外の人と一緒に歩く時、必ずいつもより日本人度がアップする私。それは、よくも悪くも、私は日本というものを正しく理解してほしいし、ただ一人でとか、外国人だけで観光するより、私が伝えてあげられるかと試行錯誤するようになるからだ。

年末に香港人の彼、アメリカ人である父の友人もろもろ京都をぶらぶらしているとき、梅の窓を持つ日本家屋をみつけた。

かわいい、とか、日本っぽい、とかなるのかもしれないし、こういう一見おしゃれなものもあっていいとは思った。日本の伝統的な建築の中にも、いくつか具象的なモチーフで作られた窓を持つ建築はあるし、市内をぶらぶらしていたときは見たこともある。

でも、日本の伝統的なおしゃれさって、私は抽象的なものだと思っていて、一見ミニマムなものなのだけれど、その場所の役割であったり、そこにもし美しい景色があったり美しいものがあれば、それを愛でるために創る造形・・・のことだと私は思う。というか、もっと感覚的な美のことを言うのだと感じる。

ということで、熱心に写真を撮っている香港人に、あれはさぁ、かわいいけど、日本人のこころじゃないね。と言っておいた。

でも、何が違うのかって、それは日本人だけがわかること。

ひさびさです!

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2008年、明けましておめでとうございます。 [Life in 2008]

2007年は、私にとっては、留学先であったイタリア・ミラノより日本に帰国し、新しい出発をした大切な年でした。

留学中にも、帰国後にも、出会ったり別れたり、様々な方にお会いし、その皆様の大いなるお力添えのおかげで私の人生にとって大変大切な経験をすることができました。

これからその経験を生かし、少しでも皆様、そして社会に私のできることを何らかのカタチで還元していければと考えております。

2008年もよりいっそう精進してまいりますので、どうぞよろしくお願い致します。

来年も皆さまにますますのご多幸が訪れますよう、心よりお祈り申し上げます。

A happy new year, 2008.

I hope all of you are doing well.

The year 2007 has been an important year for my life.
I returned to Japan from Milan (Italy) where I've finished my master's degree,
and started the next step of my life here in Osaka (Japan).

I've met a lot of people and also said good bye to them in many places.
I appreciate all of the people whom I met and gave me a lot of helps.

Life in Milan gave me lots of important opportunities to change and learn.
I'd like to give back some of my experiences to everyone and to the world, too.

I hope that 2008 will be a great year for all of you.

Best wishes,


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息苦しい日々には・・・ [大阪秋の陣]

年末の追い込みで忙しい皆様、コンビニにお弁当を買いに行くのも、飲み物を買いに行くのも時間がなくてさっと買ってさっと帰ってませんか??

別にコンビ二に居座って長々とくつろぎなさい、というようなお話ではありません。

私もさっと派の一員ですが、というより、最近ゆっくり時間を作って何かを物色したり、何かを探したり、何かに気づいたり、というようなゆとりが少しなくなってきていることに危機感を感じている。

私のゆとりってこの商品とはあまり関係ないのですが、2006年(私がイタリアに居た頃)から売っているらしい、酸素缶。

現代人は、大気汚染、喫煙、ストレス、運動不足等様々な要因により、肺機能が衰えやすい環境にあり、慢性的に酸素が不足がち。さらに長時間のデスクワークなどのために、姿勢が前傾となり肺が広がらず浅い呼吸になる。また、肺の限られた部分しか使用していないため、酸素の取り込みが不十分だそうで・・・

通常の空気は酸素を21%程度しか含まないので、浅い呼吸で酸素不足を感じると、あくびやためいきになるらしい。歩いていても、久々に会う人からも、ためいきがかなり気になることもある。

私はさすがにためいきはあまりつかないけれど、歩いていたり、一生懸命体を使って何かしている時に限ってあくびが出たりするのはこのためなのか?

こうした酸素不足を解消するために普段から深呼吸をし、良質な酸素を肺全体に送りこむことが大切なのだそう。

便利便利になっていくコンビニで、酸素まで売っている日本。海外の人はびっくりだろうな。

でも買うと大げさな気がする。お休みの日に山とか海とか行って、リラックスできればいいのに。そんなわけにはいかない忙しい人も多いけれど・・・


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メイド・イン・ジャパン・プロジェクト [About Design]

東京ミッドタウンの中にある、cover nipponというお店のことを書きたいと思う。

もののあふれている日本、特に都市部、東京で、メイド・イン・ジャパンをブランド化するという計画を押し進めているセレクトショップ。今でこそ産地とか、製造元とか気にして商品を買う人が多いけれど、あえてその商品ひとつひとつのバックグラウンドまで見て好きになってから買う、どれだけの人がそういう行為をしているだろうか・・・・・・?

彼らの産地プロジェクトとは、各産地で行なわれている「商品開発プロジェクト」の商品を取り扱って、小売をはじめ、卸、またはブランディングまで構築していくそう。

それから地銀プロジェクト。マーケットを世界へ広げてみませんか?をうたい文句にのせる地域経済活性化プロジェクト。国内製造業は衰退し、それは地域経済の衰退にもつながっている。これらの地域経済の立直しに、地域の金融機関は、地域経済の活性化に向けた様々な取組みを行っているそうだ。その地方銀行が持っている地域の製造業の情報を共有し、メイド・イン・ジャパン・プロジェクトを通じ再ブランド化することで、地域に注目を促しお金が落ちる仕組みをつくるもの。

(ホームページより)

ところで店内には、こだわりのセレクト商品達が所狭しと並べられ、そのすべてが各地から集められた伝統工芸や特別なマテリアル、製法などユニークなものたち。

今回購入したのはシリコン製で、手綱こんにゃくのカタチのお箸置き。これは東京練馬区製。Taznaというタイトルのこのお箸置きは、おしゃれな色使いに、自分でくるっとつくるこんにゃくのカタチがおしゃれなおもしろい一品。

この店内に設置されたタッチパネルを何気に触っていて、cover nipponの店舗展開のコンセプト、47都道府県にそれぞれの地域の特性を生かしたお店をオープンするという試みを知った。このプロジェクトは将来10年以内に、それぞれの都道府県にそれぞれ地域の特色、伝統工芸などの個性を集め、そこでしかできない品揃えで、お店を展開するというもの。

日本全国どこに行っても、同じテイストで展開された同じ店が並ぶ最近の商業施設で、こういうお店があってもいいのではないか?

今わたしもローカルからグローバルに展開するビジネスを扱っているのだけれど、まだ実現していないとはいえ、この47のそれぞれ違った店舗展開、すごくおもしろいな、と素直に思った。これってすごくグローバルだな、と。


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日に住む [大阪秋の陣]

ひさびさに大阪の和泉に住む友人と会った。堀江をうろうろしてから彼女の仕事の関係で雑誌をリサーチしに本屋へ。何件も本屋をハシゴして、hinismというきれいで透明感のある雑誌を見つけた。

今回購入したのは"4"。

『hinism(ヒニスム)』は、年1回ほど刊行というスローペースな出され方で、その存在を知らない人もきっと多いだろう。実際、イタリアに行く前からあったみたいだけれど、知らなかった。

日々にみる、
日常にいきる、
日本に住む、
そして日本に宿る。

ヒニスムとは、実は日常生活のことであったり、日本の“日”の字にかけた言葉であったり、また、太陽を意味していたり・・・とにかく、“生きる”ことというよりは、“生きている”という現実にフォーカスした雑誌。

日本人として、ヒト一人一人、個人としてのローカリズム、そして、パーソナルなこと、それでいて人としてグローバルな価値観が、何気ない写真、一枚一枚がぐっと見つめてしまう、考えてしまうような写真で語られる。写真の美しさも好み。

この日本人の“たたずまい”が英訳付きで海外でも販売されているのだそう。

販売経路も限られていて、ロット数も少なそうだし、こんなにストイックにひたむきな日に住むというテーマに打ち込んでいる雑誌に出会ったことがなかったから、なんだか幸せな気持ちになった。

こだわりをなくしたら意味がない。ヒトそれぞれ“こだわり”は違うけれど、生きるという行為については全員が全員一生に一回しか与えられていない貴重なもの。だからこそ、私はこだわって、こだわって生きたい。ヒニスムは、バックナンバーを揃えたい!


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“もの”と“人”と“デザイン”と・・・ [About Design]

東京デザイナーズウィークは、何年ぶりだろうか?学生の頃以来だから・・・

今日は、記念すべきMoMA Storeのオープニングパーティーの様子を報告したいと思う。1日、そのMoMA Shopは、NYの近代美術館、通称MoMAのセレクトデザインショップで、NYと世界は日本に初出店なのだそうだ。すべてはニューヨークのMoMAストア同様、MoMAのバイイングチームが世界中を歩いて買い付けたデザインオブジェクツやコレクションのリプロダクション。モダンアートを極めるキュレーターの審美眼を通して厳選されたものだけが販売されている。なんてったってここは取引先だもんで・・・(汗)大手を振ってやってきたわけだ。

そのMoMAが入っているのは、オランダの建築事務所MVRDVを共同設計者に迎え、「渦、回転する」というコンセプトのデザインでデザインされた建物、GYREと呼ばれる表参道の新しいショッピングコンプレックス。

デザインは、一層一層が回転したようにねじれており、それにより生じる空間にテラスを設け、豊かな環境を創出している。それらテラスを繋ぐように設けられた外部階段を、外周を囲うように上っていくこともできて、渦、回転を体現している。

GYREのコンセプトは「コンシャス・ラグジュアリー」。“「自分の消費行動が少しでも世の中にポジティブなインパクトを与えることを喜びと感じ、常に意識の高いショッピングスタイルを楽しむ。」=「より価格が高くても、賢く、節度のある“正しい”ものを選ぼうとする。でもそのために品質やトレンドは犠牲にしない。」という、ショッピングの選択における新しい考え方を、この施設から世界に発信していくというもの”だそうだ。

こういったとりわけ新しい商業施設がひしめく表参道、これからますます人々の消費行動の多様化、多様化といいつつ一本化していくようなこの恐ろしく大きな流れにどれだけの人が疑問を感じているだろうか?

さすが灯りが世界一明るい街東京、夜10時過ぎだというのにかなり明るい。こんな環境は世界に東京しかなくて、その特性が素晴らしくもあるものの、ヨーロッパの欲しいものがいつでも手に入るわけではなく、日曜日はどこのお店もレストラン以外閉まってしまう、なんていう生活が懐かしくも思えた。


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Delay No More! [About Design]

“言葉遊び”の楽しさは、みんな知っているだろう。言葉遊びをしてそれぞれの歌にユニークな味付けをしているミュージシャンもいれば、日本人はイタリア語やフランス語を雑誌のタイトルやショップネームなど“おしゃれ”と結びつけて使う。

この前香港でみつけた言葉遊びは、他の言語ではできない、広東語という言語のおもしろいところで言葉遊びをしていた。

中国伝統のグッズ、オイル瓶やおもちゃ、石けんやキャンドルなど、様々なオールドスタイルなものをアップデートして、現代のライフスタイルとミックスしたものを世の中に発信している、G.O.D.。Good of Desireは、香港土産を買うのに最適・・・

その他様々なインテリア用品を世界各国から輸入しているが、テイストがものすごく中華。中でも香港の個性的な風景のポストカードや、“喜”を二つ並べた縁起文字をアイコンにしたグッズはおすすめ。

そんな彼らがスペシャルプロジェクトと題して発表しているグッズシリーズに、“DELAY NO MORE"がある。

“もう遅れない!”とか“遅刻厳禁!”とかいう意味でとれるこの言葉、何かものすごく社会的なプロジェクトなのかと思っていたら・・・だまされる。この英語発音が広東語になると、“ク*野郎”とか、“F**k!"とかいう意味になるらしい。

広東語はひとつの言葉に対して9つのトーンの発声で意味を使い分ける。そんなトーンの多さも関係して、たまたまこの英語の音がそんな汚い言葉と同じように聞こえる。

これぞまさに言葉遊び・・・そして、そんな言えないような言葉を選んでしまう辺り、香港の人のユニークさが伺えておもしろかった。これは私たちにはできないことだ(笑)


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City guide?? Yes, City guide. [About Design]

今週末、短い間だけれど香港に滞在している。

だんだん交遊範囲も広くなってきたので、ツーリストとしてではなかなか行けない場所に連れて行ってもらえる機会が増えてきた。

香港の見所と言えば、ミクスチャーな文化。いろんなものが交差し、世界へと発信されていく中で、返還後に変わってきた経済状況を聞いていると、いわゆる日本で言う格差社会、これはどこの国でも例外ではなく、主に中国の経済発展によってアジア諸国がここ10年間ほどでかなり変わってしまっていることは事実のようだ。

そんな話も聞きつつ、でも、セントラルからうろうろと細い路地や坂を上がっていると、やっぱりここはどこだろうという感覚に陥るようなおもしろいお店がたくさんある。案内する側もどれから説明していいか・・・と迷うところ。

今日はエリックのボスであり、某デザインブランドのマネージャーのノーマンさんにSOHOエリアを案内してもらった。時間のない中でもいろんな場所に連れて行ってくれようとして、急ぎ足ながらもお店を絞って教えてくれる。彼がイタリアにいたこともあって、イタリア関係のインテリアショップが多かったけれど、中にはイタリア製の革を扱うお店があって、ショールームはすごくきれいで大きな革製品のバッグなど展示されていて興奮したけれど、ここは輸出のためだけに革を輸入している問屋さんのようなところで、その製品は直接販売していないのだそうだ。

香港からどの範囲まで輸出しているのか知らないけれど、物流の拠点としても香港はいい場所なんだ。中国のお金も、偽札対策のために、日本には香港の銀行経由で入れているとみずほ銀行の人も言っていた。

香港のショップにはたまにものであふれる日本とはいえ、見つけられないようなものがあったりしておもしろい。ノーマンは世界のデザイン業界にいるので、いろいろ詳しくて助かる・・・

そんな中、紅茶の種類と思っていたら・・・

City Guide?観光ガイドをみつけた。

日本ではコンランショップやciboneで売っているのだそうだけれど、関西にはなかったので・・・とりあえず発見!ということで、香港のインテリアセレクトショップでみつけた。

しかも、知ってても日本では買ってる人が少なそう・・・ということで、中身を拝見したところ、全く写真がなく、文字でいいお店や場所の説明がしてあるだけ。値段は日本円にするとちょっと高めだけれど、ホテルに帰って調べてみた。

LUXEというCity Guideビジネス、本当に旅慣れた人のための薄くて軽い、おしゃれなガイドブックなのだそうだ。中の情報も厳選されたもので、随時アップデートされる。ユーザーはウェブからログインすれば最新情報をもらえたり、情報を提供できたりする。

LUXE chooses only the very best,
so you choose only the very best.

確かに、旅に出ていちいちガイドブックを見ながら、写真を見ながら・・・ではもしかしたら楽しみが半減してしまっているのかもしれない。説明を読んで、“行ってみたい”と思ったところに行って、そこで自分で見て感じて何かを食べるなり、香りを嗅ぐなり、経験をして・・・というほうがエキサイティングかもしれない。もしそれが期待はずれならウェブで文句を送ればいい。

LUXE chooses only the very best,
so you choose only the very best.

はいはい、というかんじかもしれないけれど、旅先で地図はだいたいタダで手に入るものだし、それとこのLUXEを持って行けば、いつもとは違った旅のアプローチができるかも?日本で買うガイドは詳しくていいけれど、なんでもかんでも載っていて、たまにオーバーな表現があったりする。それはそれで便利だけれど。

この、人の旅での経験を変えていくデザインに、ちょっと惹かれた。東京と香港を購入。ミラノや京都がなかったので・・・

LUXEと旅に挑戦したい人??

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山の秋 [大阪秋の陣]

そろそろ関西エリアでは秋の紅葉シーズンに先駆けて、駅や至る所でそのポスターを見かけるようになってきた。紅葉は、“秋が急ぎ足で突然やってきて、昼夜の寒暖の差が大きくなれば大きくなるほどきれいな色に染まる”、と懐かしの京料理屋の支配人が言っていたのを思い出した。

秋という季節は何かと哀愁を感じさせるシーズンで、旬の味覚や目で楽しむ紅葉もいいけれど、いろんなことが懐かしく思えてくる。よみがえってくる。

最近めっきり朝晩が寒くなってきて、でも昼はそこそこ気温も上がるので着るものの調節が難しい。

先週になるけれど、吉野の山にいつ公開されるかわからない秘仏をみにいってきた。雨が少し降っていたこともあって、靄がかかった山は秘仏の公開とあわせて幻想的な雰囲気に包まれていた。

金峯山寺蔵王堂には1300年前に、役行者が感得されたといわれる金剛蔵王権現がご本尊として三体「釈迦如来(中尊)・千手観世音菩薩(右尊)・弥勒菩薩(左尊)」が安置されていて、このご本尊はわが国最大の秘仏とされ、普段は閉扉され拝観することができない。それを一目見ようと、山岳宗教の信仰者の方々がたくさん訪れていた。

吉野は日本一の桜の名勝として知られているけれど、吉野山が現在のような桜のイメージで知られるようになったのは、平安時代後期あたりからと考えられているらしい。

平安期に修験道が発達するにつれて、開祖である役小角の奉じた蔵王権現の神木として桜が尊重されたことから、吉野山の桜が徐々に名を上げた。それまでは雪景色の美しさを歌などに詠まれていたそうだ。

山を神とする日本人の、身近ではなくてもやはり心惹かれる土地柄、歴史も深く、他の寺社などにはない独特の力強く、それでいて質素な佇まいは、もっと世界の人々にも知ってもらいたい場所だと感じた。

なんというか、芸術作品などもちろん美しくて素晴らしいものはたくさんあるのだけれど、自然の風景を見るだけでも、ものすごく感性を磨かれると言うか、そのまますっと何か感じるものがあるというか・・・修験道に入ろうとは思わないけれど、そういう道に見せられた人もまた、きっと芸術家なんだろう。


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強烈レトロ [大阪秋の陣]

強烈にインパクトのあるものに出会った。

日本三古湯の一つである兵庫県の有馬温泉の名産品で、炭酸泉がある地域ならではの、炭酸水を使って焼き上げる薄いせんべい。表面には焼型の紋様が凹凸を成していて、それぞれの老舗の名前や“名代”など焼き付けられている。
円柱形の缶入りのものや、個別包装されたものが大きな缶に入っているものなどがあるけれど、その缶を包んでいるのが、今日のタイトルの強烈レトロなパッケージ。

私は炭酸煎餅なるものは知っていたけれど、なんとなくお菓子、それからお土産、おじいちゃんおばあちゃんの、なんていうイメージが勝手にあったので、こんなパッケージ想像もしたことがなかった。だからなんてことないかもしれないけれど、ものすごく目に飛び込んで来た。

きっと印刷のカラーバリエーションがない時代からずっとこの色身をイメージカラーとしてパケージに使ってきたのかな(そんなことはないかもしれないけれど)、とか、お店にこれだけ積まれていると、なんなの?って外国人は思ってしまうかも?とか、このなんとなくレトロな感じが有馬温泉の温泉街の雰囲気を物語っているようで、なんともいえない懐かしさ、ある意味ものすごく日本的なものだな、という印象を受けた。新鮮だった。

ちなみに炭酸つながり(?)で、有馬温泉はソーダ水の発祥の地らしい。その瓶もまた、強烈レトロだったのだった。

そんなものたちって、なんだか素敵ではないですか??

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