梅のおしゃれ窓? [Life in 2008]
おしゃれだなって思うものと、それが同時に際どいものだったりする、という経験はないだろうか?
話は全然関係ないように思われるかもしれないが・・・
外国人の友人や関係者が来日すると、必ず連れて行ってほしい、と言われる、京都は銀閣寺周辺・哲学の道で、それをみつけた。
海外の人と一緒に歩く時、必ずいつもより日本人度がアップする私。それは、よくも悪くも、私は日本というものを正しく理解してほしいし、ただ一人でとか、外国人だけで観光するより、私が伝えてあげられるかと試行錯誤するようになるからだ。
年末に香港人の彼、アメリカ人である父の友人もろもろ京都をぶらぶらしているとき、梅の窓を持つ日本家屋をみつけた。
かわいい、とか、日本っぽい、とかなるのかもしれないし、こういう一見おしゃれなものもあっていいとは思った。日本の伝統的な建築の中にも、いくつか具象的なモチーフで作られた窓を持つ建築はあるし、市内をぶらぶらしていたときは見たこともある。
でも、日本の伝統的なおしゃれさって、私は抽象的なものだと思っていて、一見ミニマムなものなのだけれど、その場所の役割であったり、そこにもし美しい景色があったり美しいものがあれば、それを愛でるために創る造形・・・のことだと私は思う。というか、もっと感覚的な美のことを言うのだと感じる。
ということで、熱心に写真を撮っている香港人に、あれはさぁ、かわいいけど、日本人のこころじゃないね。と言っておいた。
でも、何が違うのかって、それは日本人だけがわかること。
ひさびさです!
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これが日本人のこころって狭めちゃうのももったいない気もする。
それもええんとちゃう、ぐらい。 なんだけど、外国人に対しては、
そうじゃない、と言ってあげたい気持ちも分かるな。
ところで、これは蔵? 蔵って好きだ。
by luka (2008-01-14 10:38)
そうなんですよ。軽く、日本っぽいよね、とかいうのもいいんですけど、やっぱりそんな直接的なことばっかりではないですよってことが伝えたいんですよ・・・(笑)
by ayu (2008-01-14 22:31)