強烈レトロ [大阪秋の陣]
強烈にインパクトのあるものに出会った。
日本三古湯の一つである兵庫県の有馬温泉の名産品で、炭酸泉がある地域ならではの、炭酸水を使って焼き上げる薄いせんべい。表面には焼型の紋様が凹凸を成していて、それぞれの老舗の名前や“名代”など焼き付けられている。
円柱形の缶入りのものや、個別包装されたものが大きな缶に入っているものなどがあるけれど、その缶を包んでいるのが、今日のタイトルの強烈レトロなパッケージ。
私は炭酸煎餅なるものは知っていたけれど、なんとなくお菓子、それからお土産、おじいちゃんおばあちゃんの、なんていうイメージが勝手にあったので、こんなパッケージ想像もしたことがなかった。だからなんてことないかもしれないけれど、ものすごく目に飛び込んで来た。
きっと印刷のカラーバリエーションがない時代からずっとこの色身をイメージカラーとしてパケージに使ってきたのかな(そんなことはないかもしれないけれど)、とか、お店にこれだけ積まれていると、なんなの?って外国人は思ってしまうかも?とか、このなんとなくレトロな感じが有馬温泉の温泉街の雰囲気を物語っているようで、なんともいえない懐かしさ、ある意味ものすごく日本的なものだな、という印象を受けた。新鮮だった。
ちなみに炭酸つながり(?)で、有馬温泉はソーダ水の発祥の地らしい。その瓶もまた、強烈レトロだったのだった。
そんなものたちって、なんだか素敵ではないですか??
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炭酸煎餅って日本だけのものではないかもしれない。
チェコの温泉地のカルロイバリというところだったかな、
そこの名物といって売られていましたよ、あまりおいしいというものではなかったけれど薄焼きの丸いものでした。
by いっぷく (2007-10-12 23:10)
いっぷくさん、おひさしぶりです。チェコの炭酸煎餅、聞いたことありますよ〜。ちなみに有馬の中では、一軒のみ手焼きの老舗があって、そこのパッケージはすごくシックなんですよ。食べ比べたんですけど、そこのは香りがよくて軽くておいしかったです!
by ayu (2007-10-13 00:08)