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新しいBlog始めました。 [About Design]

ずっとアップしていませんでしたが、新しいブログを始めました。



よかったら見てみてください。



ECOでグローバルな関西人の日記*


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メイド・イン・ジャパン・プロジェクト [About Design]

東京ミッドタウンの中にある、cover nipponというお店のことを書きたいと思う。

もののあふれている日本、特に都市部、東京で、メイド・イン・ジャパンをブランド化するという計画を押し進めているセレクトショップ。今でこそ産地とか、製造元とか気にして商品を買う人が多いけれど、あえてその商品ひとつひとつのバックグラウンドまで見て好きになってから買う、どれだけの人がそういう行為をしているだろうか・・・・・・?

彼らの産地プロジェクトとは、各産地で行なわれている「商品開発プロジェクト」の商品を取り扱って、小売をはじめ、卸、またはブランディングまで構築していくそう。

それから地銀プロジェクト。マーケットを世界へ広げてみませんか?をうたい文句にのせる地域経済活性化プロジェクト。国内製造業は衰退し、それは地域経済の衰退にもつながっている。これらの地域経済の立直しに、地域の金融機関は、地域経済の活性化に向けた様々な取組みを行っているそうだ。その地方銀行が持っている地域の製造業の情報を共有し、メイド・イン・ジャパン・プロジェクトを通じ再ブランド化することで、地域に注目を促しお金が落ちる仕組みをつくるもの。

(ホームページより)

ところで店内には、こだわりのセレクト商品達が所狭しと並べられ、そのすべてが各地から集められた伝統工芸や特別なマテリアル、製法などユニークなものたち。

今回購入したのはシリコン製で、手綱こんにゃくのカタチのお箸置き。これは東京練馬区製。Taznaというタイトルのこのお箸置きは、おしゃれな色使いに、自分でくるっとつくるこんにゃくのカタチがおしゃれなおもしろい一品。

この店内に設置されたタッチパネルを何気に触っていて、cover nipponの店舗展開のコンセプト、47都道府県にそれぞれの地域の特性を生かしたお店をオープンするという試みを知った。このプロジェクトは将来10年以内に、それぞれの都道府県にそれぞれ地域の特色、伝統工芸などの個性を集め、そこでしかできない品揃えで、お店を展開するというもの。

日本全国どこに行っても、同じテイストで展開された同じ店が並ぶ最近の商業施設で、こういうお店があってもいいのではないか?

今わたしもローカルからグローバルに展開するビジネスを扱っているのだけれど、まだ実現していないとはいえ、この47のそれぞれ違った店舗展開、すごくおもしろいな、と素直に思った。これってすごくグローバルだな、と。


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“もの”と“人”と“デザイン”と・・・ [About Design]

東京デザイナーズウィークは、何年ぶりだろうか?学生の頃以来だから・・・

今日は、記念すべきMoMA Storeのオープニングパーティーの様子を報告したいと思う。1日、そのMoMA Shopは、NYの近代美術館、通称MoMAのセレクトデザインショップで、NYと世界は日本に初出店なのだそうだ。すべてはニューヨークのMoMAストア同様、MoMAのバイイングチームが世界中を歩いて買い付けたデザインオブジェクツやコレクションのリプロダクション。モダンアートを極めるキュレーターの審美眼を通して厳選されたものだけが販売されている。なんてったってここは取引先だもんで・・・(汗)大手を振ってやってきたわけだ。

そのMoMAが入っているのは、オランダの建築事務所MVRDVを共同設計者に迎え、「渦、回転する」というコンセプトのデザインでデザインされた建物、GYREと呼ばれる表参道の新しいショッピングコンプレックス。

デザインは、一層一層が回転したようにねじれており、それにより生じる空間にテラスを設け、豊かな環境を創出している。それらテラスを繋ぐように設けられた外部階段を、外周を囲うように上っていくこともできて、渦、回転を体現している。

GYREのコンセプトは「コンシャス・ラグジュアリー」。“「自分の消費行動が少しでも世の中にポジティブなインパクトを与えることを喜びと感じ、常に意識の高いショッピングスタイルを楽しむ。」=「より価格が高くても、賢く、節度のある“正しい”ものを選ぼうとする。でもそのために品質やトレンドは犠牲にしない。」という、ショッピングの選択における新しい考え方を、この施設から世界に発信していくというもの”だそうだ。

こういったとりわけ新しい商業施設がひしめく表参道、これからますます人々の消費行動の多様化、多様化といいつつ一本化していくようなこの恐ろしく大きな流れにどれだけの人が疑問を感じているだろうか?

さすが灯りが世界一明るい街東京、夜10時過ぎだというのにかなり明るい。こんな環境は世界に東京しかなくて、その特性が素晴らしくもあるものの、ヨーロッパの欲しいものがいつでも手に入るわけではなく、日曜日はどこのお店もレストラン以外閉まってしまう、なんていう生活が懐かしくも思えた。


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Delay No More! [About Design]

“言葉遊び”の楽しさは、みんな知っているだろう。言葉遊びをしてそれぞれの歌にユニークな味付けをしているミュージシャンもいれば、日本人はイタリア語やフランス語を雑誌のタイトルやショップネームなど“おしゃれ”と結びつけて使う。

この前香港でみつけた言葉遊びは、他の言語ではできない、広東語という言語のおもしろいところで言葉遊びをしていた。

中国伝統のグッズ、オイル瓶やおもちゃ、石けんやキャンドルなど、様々なオールドスタイルなものをアップデートして、現代のライフスタイルとミックスしたものを世の中に発信している、G.O.D.。Good of Desireは、香港土産を買うのに最適・・・

その他様々なインテリア用品を世界各国から輸入しているが、テイストがものすごく中華。中でも香港の個性的な風景のポストカードや、“喜”を二つ並べた縁起文字をアイコンにしたグッズはおすすめ。

そんな彼らがスペシャルプロジェクトと題して発表しているグッズシリーズに、“DELAY NO MORE"がある。

“もう遅れない!”とか“遅刻厳禁!”とかいう意味でとれるこの言葉、何かものすごく社会的なプロジェクトなのかと思っていたら・・・だまされる。この英語発音が広東語になると、“ク*野郎”とか、“F**k!"とかいう意味になるらしい。

広東語はひとつの言葉に対して9つのトーンの発声で意味を使い分ける。そんなトーンの多さも関係して、たまたまこの英語の音がそんな汚い言葉と同じように聞こえる。

これぞまさに言葉遊び・・・そして、そんな言えないような言葉を選んでしまう辺り、香港の人のユニークさが伺えておもしろかった。これは私たちにはできないことだ(笑)


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City guide?? Yes, City guide. [About Design]

今週末、短い間だけれど香港に滞在している。

だんだん交遊範囲も広くなってきたので、ツーリストとしてではなかなか行けない場所に連れて行ってもらえる機会が増えてきた。

香港の見所と言えば、ミクスチャーな文化。いろんなものが交差し、世界へと発信されていく中で、返還後に変わってきた経済状況を聞いていると、いわゆる日本で言う格差社会、これはどこの国でも例外ではなく、主に中国の経済発展によってアジア諸国がここ10年間ほどでかなり変わってしまっていることは事実のようだ。

そんな話も聞きつつ、でも、セントラルからうろうろと細い路地や坂を上がっていると、やっぱりここはどこだろうという感覚に陥るようなおもしろいお店がたくさんある。案内する側もどれから説明していいか・・・と迷うところ。

今日はエリックのボスであり、某デザインブランドのマネージャーのノーマンさんにSOHOエリアを案内してもらった。時間のない中でもいろんな場所に連れて行ってくれようとして、急ぎ足ながらもお店を絞って教えてくれる。彼がイタリアにいたこともあって、イタリア関係のインテリアショップが多かったけれど、中にはイタリア製の革を扱うお店があって、ショールームはすごくきれいで大きな革製品のバッグなど展示されていて興奮したけれど、ここは輸出のためだけに革を輸入している問屋さんのようなところで、その製品は直接販売していないのだそうだ。

香港からどの範囲まで輸出しているのか知らないけれど、物流の拠点としても香港はいい場所なんだ。中国のお金も、偽札対策のために、日本には香港の銀行経由で入れているとみずほ銀行の人も言っていた。

香港のショップにはたまにものであふれる日本とはいえ、見つけられないようなものがあったりしておもしろい。ノーマンは世界のデザイン業界にいるので、いろいろ詳しくて助かる・・・

そんな中、紅茶の種類と思っていたら・・・

City Guide?観光ガイドをみつけた。

日本ではコンランショップやciboneで売っているのだそうだけれど、関西にはなかったので・・・とりあえず発見!ということで、香港のインテリアセレクトショップでみつけた。

しかも、知ってても日本では買ってる人が少なそう・・・ということで、中身を拝見したところ、全く写真がなく、文字でいいお店や場所の説明がしてあるだけ。値段は日本円にするとちょっと高めだけれど、ホテルに帰って調べてみた。

LUXEというCity Guideビジネス、本当に旅慣れた人のための薄くて軽い、おしゃれなガイドブックなのだそうだ。中の情報も厳選されたもので、随時アップデートされる。ユーザーはウェブからログインすれば最新情報をもらえたり、情報を提供できたりする。

LUXE chooses only the very best,
so you choose only the very best.

確かに、旅に出ていちいちガイドブックを見ながら、写真を見ながら・・・ではもしかしたら楽しみが半減してしまっているのかもしれない。説明を読んで、“行ってみたい”と思ったところに行って、そこで自分で見て感じて何かを食べるなり、香りを嗅ぐなり、経験をして・・・というほうがエキサイティングかもしれない。もしそれが期待はずれならウェブで文句を送ればいい。

LUXE chooses only the very best,
so you choose only the very best.

はいはい、というかんじかもしれないけれど、旅先で地図はだいたいタダで手に入るものだし、それとこのLUXEを持って行けば、いつもとは違った旅のアプローチができるかも?日本で買うガイドは詳しくていいけれど、なんでもかんでも載っていて、たまにオーバーな表現があったりする。それはそれで便利だけれど。

この、人の旅での経験を変えていくデザインに、ちょっと惹かれた。東京と香港を購入。ミラノや京都がなかったので・・・

LUXEと旅に挑戦したい人??

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