Delay No More! [About Design]
“言葉遊び”の楽しさは、みんな知っているだろう。言葉遊びをしてそれぞれの歌にユニークな味付けをしているミュージシャンもいれば、日本人はイタリア語やフランス語を雑誌のタイトルやショップネームなど“おしゃれ”と結びつけて使う。
この前香港でみつけた言葉遊びは、他の言語ではできない、広東語という言語のおもしろいところで言葉遊びをしていた。
中国伝統のグッズ、オイル瓶やおもちゃ、石けんやキャンドルなど、様々なオールドスタイルなものをアップデートして、現代のライフスタイルとミックスしたものを世の中に発信している、G.O.D.。Good of Desireは、香港土産を買うのに最適・・・
その他様々なインテリア用品を世界各国から輸入しているが、テイストがものすごく中華。中でも香港の個性的な風景のポストカードや、“喜”を二つ並べた縁起文字をアイコンにしたグッズはおすすめ。
そんな彼らがスペシャルプロジェクトと題して発表しているグッズシリーズに、“DELAY NO MORE"がある。
“もう遅れない!”とか“遅刻厳禁!”とかいう意味でとれるこの言葉、何かものすごく社会的なプロジェクトなのかと思っていたら・・・だまされる。この英語発音が広東語になると、“ク*野郎”とか、“F**k!"とかいう意味になるらしい。
広東語はひとつの言葉に対して9つのトーンの発声で意味を使い分ける。そんなトーンの多さも関係して、たまたまこの英語の音がそんな汚い言葉と同じように聞こえる。
これぞまさに言葉遊び・・・そして、そんな言えないような言葉を選んでしまう辺り、香港の人のユニークさが伺えておもしろかった。これは私たちにはできないことだ(笑)
言葉に隠された遊び心があるんですね。
なにげなく見逃してしまう言葉も広東語を知っている人なら
わかってしまうところが面白いかな。
by いっぷく (2007-11-05 14:45)
>いっぷくさん
そうなのです、何気にあれ?というのがおもしろいんでしょうね。
>おのゆりさん
そうなのね!連絡すればよかった!!オープニングにお料理提供してたとこおいしかったよね。
by ayu (2007-11-12 01:27)