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人の流れ [Life in 2008]

人の流れとは実に不思議なもの。人って、どんな人でもその空間や、輪(和)の中にいれば何かと影響をし合うもので、それは時とともに、季節とともに、意図的に、もしくは不意に化学反応(?)して、流れていくものだ。

春はそんな流れが時と、場合で大きく変化するとき。特に日本では大きく変化する。私の周りの流れは急激だ。季節に合わさっているわけでもなく、時、人同士の化学反応によって、大きい動きがある。変化を恐れるものは成長しない、だとか、現状維持の法則は破滅を招く。とか、いろいろと周りの経験者が言うけれど、自然と自分の流れを見失わなければ、流れには乗っていけるものだと私は思う。自分の流れに、周りが沿っていなければ、合わせるか、別の流れに乗るか・・・判断は人それぞれだけど、自分で決めればいいと思う。

大きな流れの中のひとつは、妹がオーストラリアに旅立って行ったこと。初めて一人で家を出た。姉としてはようやくやる気になったか、というあっぱれな気持ちと同時に、毎日心配そうに携帯を気にしている母を見て、ちゃんとやってるだろうか?と不安になる気持ちと一緒にあるけれど、何せ自分で選んだ変化なのだし、やっているだろうと思う。というか、昨日行ったばっかりだし・・・

母が携帯を気にしているけれど、世の中の流れは速い。私がイタリアに旅立った頃は、私が利用させていただいているD社のサービスには、グローバル通話・メールのサービスがレンタルしかなかった。いつ戻るかも決まっていないのに、借りるはずもなく、その時3Gネットワークに乗っかったばかりだったV社(現在S社)の携帯プランを別で契約した。現地ではイタリアの携帯電話を購入。今は、自分の番号そのままで現地出発。ありがたいものだ。

それに、オーストラリアの留学サービスは、手取り足取り。日本人が多いのもあると思うけど、空港までのお迎えサービス、荷物の受け取りサービス、病気になったらサポーターが迎えにきてくれる。

Lost in Translationも、かれこれ2年くらい書いているけれど、というか、たった2年だけれど、携帯も進んだし、オーストラリアなんていう身近な国には、こんなに充実したサポート体制があるのかと感心した。イタリアと大違いだ。というか、あの頃とそんなに前じゃないのに、大違いだ。

悪名高いミラノ中央駅にバスで到着し、滞在先が決まらずホテル暮らしをしたあの時が妙に懐かしく、今では堂々と歩けるあの場所も、あの時は危険な人がいないだろうかとかおどおどしていたな、と。きっと妹もおんなじような気持ちでいるだろうと思いながら、自分で選んだ変化の流れでは、人は必ず成長するものだと思った。

そんな自分も、彼氏が香港からマカオのデザインフェアーに出張に行ってて、どんなに待たされようが、恒例のスカイプタイムを深夜まで待ってられるなんて、成長したな、とつくづく思う。そんな柄ではなかったのに・・・結局、出会う人と人との化学反応で、人の流れは変わるものなのだ。

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